はじまりは、戦後の世の中がまだ混沌とした時代。軍手や米軍の放出品などを販売することから始まりました。当時は服を山積みにし、欲しい人が自ら引っ張り出してレジへ持っていくような雰囲気だったそうです。その後制服の販売を経て、水戸の街も活気だっていた昭和の時代、作業着とジーパンのお店へ。当時、地方でジーパンを売っているお店はまだまだ少なく、珍しさも相まってたくさんの方に愛用していただける場所になりました。

さらに時代は変わり平成、ジーパン、デニムは広く世の中に広まるようになり、作業着屋専門店へと変わり、その頃から刺しゅうやプリント、オリジナルブランド『水戸 小田部』の販売を開始、今日の私たちがあります。

長い時間で根ざしてきた地元の方たちとのつながりや信頼。それに甘えることなく、今を働く若い方は何を求めているのか、常に模索しながら精進していきたいと思います。